本日注目すべき【好決算】銘柄 アエリア、YKT、シーボン (15日大引け後 発表分)

注目
2018年2月16日 7時00分

15日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

アエリア <3758> [JQ]  ★今期経常は45%増で11期ぶり最高益更新へ

◆17年12月期の連結経常損益は27.6億円の黒字(前の期は14.2億円の赤字)に浮上したものの、従来計画の36億円の黒字を下回って着地。続く18年12月期の同利益は前期比44.9%増の40億円に拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。前期下振れはコンテンツ事業で回収代行手数料や広告宣伝費が増加したことが要因。今期はスマートフォン向けゲーム「A3!」の好調継続や不動産関連会社の買収効果などが寄与し、44.9%の大幅増収を見込む。

● サプライズな決算発表・業績修正

YKT <2693> [JQ]  ★今期経常は70%増益へ

◆17年12月期の連結経常利益は前の期比50.3%減の2億3000万円に落ち込んだものの、続く18年12月期は前期比69.6%増の3億9000万円にV字回復する見通しとなった。今期は海外における自動車やスマートフォン関連の設備需要拡大を背景に、電子部品実装機などの販売が増加し、22.4%の大幅増収を見込む。

シーボン <4926>   ★今期経常を41%上方修正

◆18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.9億円→5.5億円に40.7%上方修正。増益率が7.3%増→50.9%増に拡大する見通しとなった。人件費が想定を下回るほか、販売促進費の抑制や固定費の見直しなどが寄与し、採算が想定より上向く。

リソル <5261>   ★今期配当を20円増額修正

◆18年3月期の期末一括配当を従来計画の50円→70円(前期は10→1の株式併合前で5円)に大幅増額修正した。今期業績の動向や財務状況を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終利益は前期比6.2%増の14億円と11期ぶりに過去最高益を更新する見通し。

チヨダウーテ <5387> [JQ]  ★今期最終を32%上方修正

◆18年3月期の連結最終利益を従来予想の5.3億円→7億円に32.1%上方修正。増益率が23.5%増→63.2%増に拡大する見通しとなった。北九州工場用地の売却に伴い、固定資産売却益2.9億円が発生することが最終利益を押し上げる。

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