マーケットエンタープライズ---3Qは2ケタ増収、筋肉質な体質改善により損失幅も縮小
マーケットエンタープライズ<3135>は14日、2018年6月期第2四半期(2017年7月-2017年12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.3%増の29.14億円、営業利益が0.05億円(前年同期は0.71億円の損失)、経常損失が0.03億円(同0.67億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.06億円(同0.54億円の損失)となった。
仕入基盤の更なる拡充として、東京都府中市に「西東京リユースセンター」、北海道札幌市に「札幌リユースセンター」を開設した。取扱商材の拡大として中古農機具取扱の本格化し、大手企業とのアライアンス強化のため、ヤフー<4689>との買取サービスにおいて提携した。ネット型リユース事業のノウハウを活かした周辺事業の創出として、宅配レンタルサービスを開始した。今後の効率的な事業運営に向けて、業務プロセスの見直しと長期滞留在庫の処分を実施し、「筋肉質な体質」へと改善を図った。
2018年6月通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.2%増の66.00億円、営業利益が0.55億円、経常利益が0.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.29億円とする期初計画を据え置いている。
《MH》
提供:フィスコ