東京株式(大引け)=428円高、円高一服などを背景に戻り相場が加速

市況
2018年2月19日 15時45分

週明け19日の東京株式市場は終始買い優勢、日経平均株価は後場も一貫して上値指向を続け、2万2000円大台を回復し、この日の高値圏で大引けを迎えた。

大引けの日経平均株価は前週末比428円96銭高の2万2149円21銭と大幅高で3日続伸。東証1部の売買高概算は12億9080万株、売買代金概算は2兆3256億2000万円。値上がり銘柄数は2002、対して値下がり銘柄数は56、変わらずは7銘柄だった。

きょうの東京市場は、前週末の米国株市場が高安まちまちだったものの、外国為替市場でドル安・円高が一服したことを受け主力株をはじめ広範囲に買いが入った。ひところ相場の攪乱要因となったVIX指数も落ち着きを取り戻しており、投資家の不安心理が後退している。後場に入ると株価指数先物主導でインデックス買いが流入、上げ足が加速した。金融や不動産株への買いが目立ったが、値上がり銘柄数は2000を超え、東証1部の97%の銘柄が上昇する全面高様相。アルゴリズム売買による影響も一方通行の動きを助長している。日経平均は終始上値指向を続けてほぼ高値引けとなり、約2週間ぶりに2万2000円台を回復した。なお、売買代金については2兆3000億円台で低下傾向にある。

個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが物色人気となり、トヨタ自動車<7203>も高い。任天堂<7974>、ファナック<6954>、ブイ・テクノロジー<7717>、キーエンス<6861>など値がさ株が買われた。コシダカホールディングス<2157>、TOKYO BASE<3415>などが値を飛ばし、オプトホールディング<2389>も急伸、カチタス<8919>、トリドールホールディングス<3397>なども大きく上昇した。

半面、ブリヂストン<5108>が軟調、アイスタイル<3660>が急落した。河合楽器製作所<7952>が安く、ジャパンディスプレイ<6740>、北の達人コーポレーション<2930>も値を下げた。アルバック<6728>、ジーンズメイト<7448>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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