東京株式(大引け)=45円高、方向感定まらず終盤買い戻されプラス圏着地

市況
2018年2月21日 15時52分

21日の東京株式市場は買いが先行したが上値は重く、日経平均は途中値を消しマイナス圏に。大引けにかけて買い直される展開となり、結局プラス圏で着地した。

大引けの日経平均株価は前日比45円71銭高の2万1970円81銭と反発。東証1部の売買高概算は13億8202万株、売買代金概算は2兆6862億8000万円。値上がり銘柄数は1087、対して値下がり銘柄数は897、変わらずは82銘柄だった。

きょうの東京市場は、売り買いが交錯し方向感の定まらない展開となった。朝方は買いが優勢で前引け時点では約140円上昇。後場寄りに一段高となり2万2100円台まで買われたが、その後は急速に値を消し前日終値を下回った。大引けにかけ再度買い戻され結局プラス圏で着地した。前日の米国株市場ではNYダウが急反落したものの、外国為替市場で1ドル=107円台後半の推移と円安に振れたことが輸出株中心に追い風となった。インデックス売買に振り回された部分もあり、株価指数先物に絡む裁定取引が全体相場に影響を与えた。電機セクターが強い動きをみせたが、一方で保険、証券、銀行など金融関連株に売りが目立った。

個別では、ソニー<6758>が高く、任天堂<7974>、ブイ・テクノロジー<7717>も買われた。ショーワ<7274>、ヤマシンフィルタ<6240>が値を飛ばしたほか、日本カーボン<5302>も大幅高。フィックスターズ<3687>も物色人気となった。日本エスコン<8892>、豊和工業<6203>が急伸、ヨータイ<5357>、CKD<6407>、インベスターズクラウド<1435>なども買いを集めた。

半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、SUMCO<3436>も軟調、三菱商事<8058>も売りに押された。大日本住友製薬<4506>が大幅安、フィールズ<2767>、西尾レントオール<9699>などの下げも目立つ。ベクトル<6058>、enish<3667>が値を下げ、新生銀行<8303>も安い。曙ブレーキ工業<7238>、GMOインターネット<9449>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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