為替はFOMC議事要旨内容を見極める展開に

経済
2018年2月21日 16時00分

日本時間22日午前4時に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(1月開催分)の内容を見極めたいとの理由で、一部の投資家は為替取引を手控えているようです。市場関係者の間からは「21日の米国株が続落してもFOMC議事要旨がタカ派的な内容だった場合、ドル・円は108円台に上昇する可能性が高い」との声が聞かれています。1ドル=108円割れの後にドル安・円高が加速しましたが、108円台回復でドルの先安観は後退するとの見方も出ています。

ただし、一部の市場関係者は「投機的な円売りポジションの大部分は解消されずに残されており、些細な理由で円買いが再び広がる可能性は十分ある」と指摘し、ドル・円相場の反落を警戒しています。今日から週末にかけてのドル・円を含めた主要通貨の値動きには注意が必要でしょう。

《MK》

提供:フィスコ

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