ブロックチェーン技術でコンピュータウィルスを駆除

経済
2018年2月22日 8時03分

サイバーセキュリティ企業のPolySwarmは、マルウェア対策エンジンを構築する分散型マーケットプレイスを開発した。開発資金はBlockTowerCapitalから投資を受け、リバースエンジニアリングプラットフォーム「BinaryNinja」のメーカーであるVector35LLCとも提携した。さらに、PolySwarmは2018年2月20日から仮想通貨のNCTトークンのボーナスセールを始める。

ネット社会で脅威となっているマルウェア対策が急がれているが、そのために、PolySwarmの最高経営責任者であるSteveBassi氏が目をつけたのは、仮想通貨のマイニング技術・作業である。これを利用してマルウェアの発見・対策ができると考えて開発したのが、「マイクロエンジン」だ。そして、マルウェアの発見・対策の成果に対して報酬を与える分散型のマーケットプレイスとして開発したのが「ポリスワーム」である。

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SteveBassi氏は、米軍の先端研究部門であるDARPAと米国国土安全保障省のための、ブロックチェーン技術をベースにしたアイデンティティ管理とセキュリティのプロジェクトを完了した、セキュリティ研究開発会社NarfIndustriesLLCの創立者でもある。現在、PolySwarmには元McAfeeの最高経営責任者であったMarkTonnesen氏を始め、多くのサイバーセキュリティの専門家が諮問委員会に名を連ねている。

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PolySwarmは、2月20日からNCTトークンの20%のボーナス付きのトークンセールを実施する。NCTトークンはERC20と互換性を持ち、イーサリアムで購入できる。

【ニュース提供・エムトレ】

《HT》

提供:フィスコ

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