第3四半期決算を踏まえての銘柄選別、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年2月22日 12時20分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/22付の「DailyOutlook」では、第3四半期決算を踏まえての銘柄選別について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『国内企業の18/3期第3四半期(3Q)決算がほぼ出揃った。今回の決算では、製造業で上方修正が相次いだほか、非製造業も堅調に推移した』と伝えています。

続けて、足元では、好調な3Q決算を受け、TOPIXの今期予想EPS(IBES予想)が上方修正されていることを挙げ、『一方で来期予想EPSに目を向けると、好業績の持続性への疑念などから、今期の上方修正に対して、修正が追い付いていないことが窺える』と分析しています。

さらに、『過去3年間の予想EPS修正率の推移をみると、中間決算以降、特に3Q決算発表後は来期予想EPSの修正率が今期予想EPSの修正率を上回る傾向がある。そのことを踏まえると、今年度は例年に比べ、来期業績へ市場の焦点が集まっておらず、株価にも織り込まれていない可能性がある』とまとめています。

最後にレポートでは、『主な関連銘柄』を紹介しています。TOPIX採用3月期決算企業のうち、(1)今期及び来期の市場予想売上高、経常利益、税引利益が2017年12月末時点から上方修正されており、それぞれ増収、増益になっている、(2)時価総額3,000億円以上、との条件を満たす銘柄で来期予想PERの低い20社(予想は2/20時点のQUICKコンセンサス〈予想社数は3社以上〉)が掲載されており、具体的には東急不HD<3289>やコマツ<6301>、パナソニック<6752>など全20銘柄が挙げられていますので、詳しくは2/22付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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