英ポンド週間見通し:もみ合いか、ポンド・ドルの値動きに注意

通貨
2018年2月24日 15時45分

■対円レートは伸び悩み、ポンド売り・米ドル買い継続の影響も

先週のポンド・円は伸び悩み。一時150円台後半まで買われたが、ユーロ、米ドルに対する円売りがやや一服したことやポンド売り・米ドル買いの取引が増えたことが対円レートの上昇を抑えた。英中央銀行による早期利上げ可能性は残されているものの、リスク選好的なポンド買い・円売りは拡大しなかった。取引レンジ:147円97銭-150円83銭。

■対円レートはもみ合いか、ポンド・ドルの値動きに注意

今週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行当局者はタカ派寄りの見解を示しており、2月製造業PMIなどの経済指標が堅調なら早期利上げ期待が高まり、ポンド買いが優勢となりそうだ。ただ、米金利見通しなどを巡ってポンド売り・米ドル買いが活発となった場合、ポンド・円相場を圧迫する可能性は残されている。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・3月1日:2月マークイット製造業PMI(予想:55.2、1月:55.3)

予想レンジ:148円00銭-150円00銭

《SK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.