個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2018年2月26日 8時56分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2018年2月26日8時半に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.865(前日比↑) :(前日2.808)

◆米10年債金利:2.866(前日比↓)

◆米2年債金利:2.242(前日比↓)

◆米10・2年債金利差:0.624(前日比↓)

◆日米10年金利差: 2.817(前日比↓)

◆ドル円: 107.26円(前日比↑)

◆NY金:1,330.50(前日比↑)

◆日経225先物: 22,030円(前日15時比↑)

■今週の日経平均株価予想(2月26日~3月2日)

始値:22,030 円(先週末比↑)

高値:22,150 円(先週末比↑)

安値:21,650 円(先週末比↓)

終値:21,800 円(先週末比↑)

■今週の日経平均株価予想

NY市場の米10年債金利は低下、ドル円とNY金はともに上昇。独自総合指数は2.865(前日比↑)と上昇。朝の日経225先物は22,030円(前日15時比150円高)辺りで始まるとみられ、日経225先物にさや寄せる格好で22,030円辺りで開始、高値は22,150円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。週間の安値は21,650円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと個別物色が期待できるでしょう。なお、終値ベースでは21,800円辺りまで戻すと想定。日足チャートの5日移動線(21,905円)を挟んでもみ合うものの、25日移動線が22,485円辺りで抵抗線を継続して下方向に推移する。2月5日安値(22,659円)と6日高値(22,277円)の382円差と開けた窓内に、25日移動線が位置しており、今週は25日移動線にロウソク足が接近すると想定、週間で25日移動線をロウソク足が上回るかがポイントになるでしょう。ドル円は円高圧力になっていて、株価の重石になっているようです。

◆12月のメジャーSQ値(22,590円)と2月SQ値(21,190円)で、この値ラインを意識して日々の値動きをリサーチしています。

■今週のドル円予想

上限値107.40円~下限値105.50円レンジ!!

◆16:00時点は107.26円辺りで始まり、独自総合指数は2.865(前日比↑)と上昇、米10年債金利は低下とNY金価格は上昇。高値は107.40円辺りと予想、高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。安値は105.50円辺りまで下げて、安値圏では押目買いが入ることも期待できるでしょう。足元では、2月16日13時半に105.54円を付けてから自律反発しています。日足チャートの3日移動線は106.96円辺り、今週はこの3日移動線を挟んでの展開を想定。更に15日移動線は107.29円辺りで抵抗線を継続、先週のドル円は上昇して、15日移動線にタッチしたもののその後下落、この15日移動線上回るにはエネルギーが乏しいと思われます。直近の安値(105.54円)を下回るようだと、16年10月28日の105.33円辺りが、次の節目ラインとして意識されそうです。地政学リスク要因次第では、大きく動く場面もあるでしょう。

◆米10年債金利は、2.957(18.2.22日5時)と急上昇。その後、2.860(2.24日夜間)まで低下して本日は2.866(前日比↓)辺りで始まり。米10年債金利とダウ株価は、ダウ株価が約マイナス10%(2,500ドル)の調整で概ね連動性が復活したものの、ドル円は逆連動になっています。一方、米長短金利差は0.624(前日比↓)辺りで低下して安値圏で推移、概ね米長短金利差とドル円の連動性が復活して推移、円高圧力になっているようです。

◆ドル円の今後3月末辺りまでは、上限値109.00円から下限値104.50円レンジ内で、トレンドは段階的に緩やかな下落が想定されそうです。

(注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。

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執筆者:PIPE-gii

ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!

※毎朝8時半前後に更新

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