共英製鋼が急反落、三菱UFJ証が「弱気」に格下げ
共英製鋼 <5440> は急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が27日付で同社の投資判断を「ニュートラル(中立)」→「アンダーウエート(弱気)」に引き下げ、目標株価を2060円→1600円に減額したことが売り材料視された。
リポートでは、ベトナムを中心とした海外事業は今後の成長ドライバーであることは変わらないが、国内事業は厳しい環境を迎えると指摘。同社主力製品の鉄筋棒鋼は恒常的に需給が緩んだ状態で受注競争が激しく、スクラップ以外のコスト上昇分の製品価格への転嫁は容易ではないとみている。
同証券では、18年3月期の連結営業利益を52億円→37億円(会社計画は34億円)、19年3月期を98億円→51億円、20年3月期を111億円→65億円に下方修正した。
株探ニュース