東京株式(前引け)=急反発、米株高や円安追い風に93%の銘柄が上昇

市況
2018年3月6日 11時50分

6日前引けの日経平均株価は前日比445円07銭高の2万1487円16銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は6億851万株、売買代金概算は1兆1846億3000万円。値上がり銘柄数は1918、対して値下がり銘柄数は120、変わらずは31銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要指数が大幅反発したことを受け、日経平均は急速に切り返す展開となった。外国為替市場で1ドル=106円40銭近辺まで大きく円安方向に押し戻されていることも、輸出株中心に追い風材料となった。トランプ米大統領が打ち出す保護貿易主義に対する警戒感が足もとはやや後退しており、これが投資家心理改善につながった。先物を絡めた空売りの買い戻しやトレンドフォローのアルゴリズム売買も利いているとみられ、値上がり銘柄数は東証1部全体の93%を占める全面高商状となった。

個別では、任天堂<7974>が急反発、ヤクルト本社<2267>が商いを膨らませ大幅高。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが買われ、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連も上昇した。ステラ ケミファ<4109>、サイバーコム<3852>が急騰、シグマクシス<6088>、ブレインパッド<3655>などの上昇も目立つ。半面、大東建託<1878>が値を下げ、プリマハム<2281>、レンゴー<3941>なども安い。酒井重工業<6358>が大きく利食われた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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