本日注目すべき【好決算】銘柄 シーイーシー、アルトナー、EIZO (13日大引け後 発表分)

注目
2018年3月14日 7時00分

13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

シーイーシー <9692>   ★今期経常は10%増で16期ぶり最高益、10円増配へ

◆18年1月期の連結経常利益は前の期比11.7%増の38.1億円で着地。続く19年1月期も前期比10.0%増の42億円に伸び、16期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。前期はセキュリティソリューション「Cyber NEXT」が好調だったほか、工場IoTプラットフォーム「Facteye」の受注も伸びた。今期は注力事業であるスマートファクトリー、セキュリティサービスを強化し、6期連続の増収を目指す。

併せて、今期の年間配当は前期比10円増の50円に増配する方針とした。創立50周年記念配当10円を実施する。

アルトナー <2163> [東証2]  ★今期経常は12%増で4期連続最高益更新へ

◆18年1月期の経常利益(非連結)は前の期比22.3%増の6.9億円で着地。続く19年1月期も前期比11.9%増の7.7億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は技術者派遣事業で稼働人員、技術者単価がともに前年実績を上回り、2ケタ増収増益を達成した。今期は自動車関連やIoTの半導体関連などの技術者派遣が伸び、7.0%の増収を見込む。

併せて、前期の年間配当を従来計画の26円→30円に増額し、今期は1→2の株式分割後で15円と実質据え置く方針とした。

CRE <3458>   ★上期経常が2.6倍増益、自社株買いも発表

◆18年7月期上期(17年8月-18年1月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の4.6億円に拡大して着地。物流施設の賃貸収入や管理受託収入が増加したほか、管理物件の工事を受注したことも収益を押し上げた。エンバイオ・ホールディングス <6092> [東証M]の持分法投資利益が発生したことも大幅増益に貢献した。

併せて、発行済み株式数の0.47%を上限とする自社株買いを実施すると発表。

西芝電 <6591> [東証2]  ★今期経常を66%上方修正

◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の3.2億円→5.3億円に65.6%上方修正。減益率が73.9%減→56.8%減に縮小する見通しとなった。発電・産業システムの販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。

EIZO <6737>   ★今期経常を28%上方修正

◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の75億円→96億円に28.0%上方修正。増益率が5.6%増→35.1%増に拡大する見通しとなった。オフィス用や医療用などのモニターの販売が好調で、売上が計画を上回ることが寄与。商品構成の良化や対ユーロでの円安効果なども上振れの要因となる。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.