萩原工業---1Q売上高は10.4%増、合成樹脂加工製品事業、機械製品事業各ともに順調に推移

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2018年3月15日 9時41分

萩原工業<7856>は12日、2018年10月期第1四半期(17年11月-18年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.4%増の59.58億円、営業利益が同0.2%減の7.67億円、経常利益が同0.2%減の7.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.8%減の5.25億円となった。

合成樹脂加工製品事業の売上高は前年同期比6.9%増の45.44億円、営業利益が同6.1%減の5.82億円となった。売上面では、人工芝関連(原糸、基布)、ブルーシート関連、粘着テー プ基材及びフレコン関連は概ね順調で、バルチップの海外販売が伸び悩んだが、全体では前年同期を上回った。一方、原材料価格や運賃等の上昇が、利益の押し下げ要因となっており、製品値上活動を展開中である。 インドネシアの子会社であるハギハラ・ウエストジャワ・インダストリーズ社は、フレコン袋、バル チップ及びインドネシア国内向けPC袋とも概ね順調に推移した。中国の子会社である青島萩原工業有限公司は、ブルーシート、その他総じて順調だった。

機械製品事業の売上高は前年同期比23.5%増の14.14億円、営業利益は同24.7%増の1.84億円となった。主力製品であるスリッター関連機器は、国内向けでは軟包装系スリッター、検査巻直機及び電池系・光学系・ラベル系スリッターが、海外向けでは光学系特殊機及び電池系スリッターが、それぞれ順調だった。海外軟包装系汎用スリッターは、主力市場のタイ国では低調だったが、他の東南アジア軟包装系市場では戦略機種が順調だった。 押出関連機器は、食品容器用、高機能フィルム用スクリーンチェンジャーが順調で、リサイクル関連機器は、企業の工場内リサイクルの効率改善や老朽化対策を目的とした需要が見られた。

2018年10月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.4%増の245.00億円、営業利益が同2.9%増の28.00億円、経常利益が同1.7%増の28.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の19.80億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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