東京株式(前引け)=貿易摩擦懸念や円高で続落、後半下げ渋る

市況
2018年3月15日 11時46分

15日前引けの日経平均株価は前日比102円81銭安の2万1674円48銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億8301万株、売買代金概算は1兆679億1000万円。値上がり銘柄数は506、対して値下がり銘柄数は1489、変わらずは75銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが250ドル近い下落で取引を終えたことを受け、リスクオフの流れが続いた。米中間の貿易摩擦への懸念を背景に海運や鉄鋼、石油などの市況関連株に売りがかさんだ。取引時間中に急速にドル安・円高が進行したことも下げを助長し、日経平均は一時220円以上下げる場面もあったが、下値では押し目買いが入り、前引けにかけ急速に下げ渋っている。

個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、ファナック<6954>、コマツ<6301>なども売りに押された。アイロムグループ<2372>が急落、東京個別指導学院<4745>、EIZO<6737>も安い。NTN<6472>も値を下げた。半面、任天堂<7974>が堅調、TDK<6762>も買い優勢。ヤーマン<6630>が大幅高に買われた。enish<3667>、クスリのアオキホールディングス<3549>が値を飛ばし、丸井グループ<8252>も物色人気に。神戸物産<3038>も高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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