アカツキが反落、18年3月期営業利益2.1倍の見通しも市場予想に届かず
アカツキ<3932>が反落している。15日の取引終了後、未開示としていた18年3月期の連結業績予想を発表しており、売上高210億円(前期比81.9%増)、営業利益100億円(同2.1倍)、最終利益50億円(同51.9%増)と大幅増益予想としたが、営業利益で108億円前後を見込んでいた市場予想に届かないことから、失望感が強まっているようだ。
モバイルゲームの既存タイトルが堅調に推移した。一方で、新規ゲーム開発のさらなる強化やライブエクスペリエンス事業の成長に向けた積極的な投資のほか、新規事業や採用の強化などによる追加投資はあったが、売上高の増加で吸収した。なお、最終利益は回収可能価額を保守的に見込んだことによる関係会社にかかるのれんや、モバイルゲーム事業にかかるソフトウエアを対象とした減損損失、投資有価証券評価損などを考慮し、増益幅が縮小した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)