10万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」21社 【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2018年3月16日 19時30分

上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業でも424社が最低投資金額10万円以下で購入できる。最低投資金額が10万円以下と小額資金で購入が可能な銘柄は、同じ予算でも株価の高い銘柄に比べ株数を多く購入したり、購入や売却の時期を分散できるメリットがある。

今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)株主資本比率が70%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは16日現在)

なお、18日(日)16時00分に「10万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資 株主資本   実績

コード 銘柄        金額   比率   PBR

<7908> KIMOTO   32500   76.1   0.82

<5563> 新日本電工    34700   71.8   0.72

<3366> 一六堂      42500   85.3   0.78

<9358> 宇徳       47200   73.7   0.70

<3512> フエルト     52400   74.3   0.60

<9760> 進学会HD    59900   92.5   0.43

<8127> ヤマトインタ   61400   71.4   0.71

<8118> キング      63800   86.7   0.58

<6345> アイチコーポ   72200   77.9   0.95

<6262> ペガサス     73300   74.6   0.86

<5985> サンコール    75100   70.8   0.69

<1976> 明星工      75700   73.0   0.90

<6967> 新光電工     79300   73.9   0.80

<5357> ヨータイ     85500   74.7   0.87

<5951> ダイニチ工業   91200   85.2   0.63

<7885> タカノ      91500   75.7   0.50

<3376> オンリー     91800   78.2   0.73

<6730> アクセル     92900   95.3   0.92

<6319> シンニッタン   95000   76.9   0.76

<8151> 東陽テク     98500   87.8   0.85

<2009> 鳥越粉      98700   79.4   0.72

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

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