フォーティセブン銀行はICOを実施中!

経済
2018年3月19日 9時05分

ICO(InitialCoinOffering)が世界的に資金調達の手段として大流行の兆しだ。なかでも、スタートアップ企業にとっては手軽に資金調達ができるとあって、猫も杓子もICOを実施使用としている。しかし、待てよっと。

2017年12月に、Bitcoin.comがICOについて独自の調査を行ったところ、意外な結果が浮き彫りになった。それは、2017年に実施されたすべてのICOのうち、実に半数以上の59%が失敗であったという事実である。しかも、全体の46%は即座に失敗をしていた。

この結果について、フォーティセブン銀行最高経営責任者のアレクサンドルス・マリンス氏はこう述べている。

「59%が失敗とは、これは衝撃的に高い数字だ。しかし、そのおかげで、人々もポテンシャルある投資先をより正確に見極めることができるようになりつつある」

フォーティセブン銀行は現在ICOを実施中だ。しかし、Telegramのような大規模なICOではないが、自社のビジネスプランやチームとアドバイザーのおかげで、大規模で献身的なサポーターコミュニティを獲得している。

アレクサンドルス・マリンス氏は次のように述べている。

「われわれのビジネスモデルが暗号通貨コミュニティとさらに先の世界に共鳴しているのを確認することができ非常に満足している。人々はわれわれの商品が金融世界に変革をもたらすことを認知しており、長期にわたって我々がコミットしていく様子を思い描くことができているのだろう」

さらに、アレクサンドルス・マリンス氏は次のように述べている。

「われわれは予想よりもずっと初期の段階で、オーガニックにソフトキャップを達成することができた。これは投資家たちから信頼票を得られた証と言えるだろう。日本を含め、様々な国において規制当局は消費者を守るためにICOに介入しつつある。我々の成功に向けた一歩一歩が、教養があり慎重なオーディエンスは適切なプロジェクトを認識し正しい決定を下すことができるという旨を証明している」

【ニュース提供・エムトレ】

《HT》

提供:フィスコ

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