前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2018年3月22日 5時20分

■サイバー <4751>  5,250円 (-240円、-4.4%)

サイバーエージェント <4751> やセプテーニ・ホールディングス <4293> [JQ]、D.A.コンソーシアムホールディングス <6534> [東証2]などインターネット広告関連の一角が安い。19日の米株式市場で、会員情報がデータ分析会社に不正に利用されていたことが発覚したフェイスブック株が急落したことを受けて、広告規制が強化されるとの懸念から売られたようだ。

■ストライク <6196>  6,500円 (-280円、-4.1%)

ストライク <6196> が大幅続落。19日の取引終了後、集計中の第2四半期(17年9月-18年2月)単独業績について、売上高が従来予想の17億6900万円から15億5200万円(前年同期比10.6%増)へ、営業利益が6億3700万円から4億9200万円(同17.2%減)へ、純利益が4億3600万円から3億3100万円(同13.1%減)へ下振れたようだと発表しており、これが嫌気された。新規受託件数は予想を上回って推移しているものの、上期に成約を見込んでいた大型案件が、下期での成約となったことが要因という。また、積極的なコンサルタントの採用による人件費の増大や営業所移転拡大に伴う費用増なども響いたという。

■東エレク <8035>  21,390円 (-250円、-1.2%)

東京エレクトロン <8035> 、ディスコ <6146> 、SUMCO <3436> など半導体関連株が売られた。19日の米国株市場では主要3指数がいずれも大幅下落、特にフェイスブックの会員情報の不正利用問題を背景として、ハイテク株比率の高いナスダック指数の下げが目立った。これは半導体関連株の下げにも連動しており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2%近い下落をみせた。東京市場でも、この流れを引き継ぐ形で外国人投資家を中心とした売り注文が半導体関連株に集まった。

※20日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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