東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、目先値ごろ感も上値の重さ意識

市況
2018年3月22日 9時07分

22日の東京株式市場は売り買い交錯でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比28円安の2万1352円と小幅続落。

前日の米国株市場ではNYダウやナスダック指数など主要指数が乱高下の末に反落して引けており、外国為替市場でも1ドル=106円台を割り込むなど円高傾向にあることで、外部環境面では向かい風が意識されるところ。日経平均は20日までの3営業日で400円以上の下落をみせており、目先突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが利いているが、上値の重い展開を余儀なくされそうだ。注目された21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は米連邦準備理事会(FRB)が事前予想通り0.25%の利上げを決定した。また、参加者の利上げ回数見通しの中央値は年3回で据え置かれたものの好調な経済見通しから今後の利上げ加速に対する思惑がくすぶり、結局全体相場は売りに押される形となった。東京市場でも外国人の売り基調からの転換は見込みにくく、目先株高期待は高まりにくい状況にある。

寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、サービスなど。値下がりで目立つのは空運、海運、銀行など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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