<動意株・27日>(前引け)=サイオス、芝浦メカトロニクス、CSP

材料
2018年3月27日 11時42分

サイオス<3744>=ストップ高。同社は26日、エピゲノムの情報解析およびソフトウェア・装置開発を手掛けるRhelixa(レリクサ、東京都千代田区)と資本・業務提携したと発表。これが材料視されているようだ。エピゲノムとは、生まれた時に決まっている遺伝的情報「ゲノム」に対して、時間・環境依存的で後天的な分子レベルの影響を受けたもの。同社はレリクサが発行する第三者割当増資による株式を取得するとともに、傘下のサイオステクノロジーがエピゲノムのクラウド解析プラットフォームの開発と構築をレリクサと共同で開始するとしている。

芝浦メカトロニクス<6590>=急反発。同社は26日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を485億円から486億円(前期比13.7%増)へ、営業利益を22億円から24億円(同60.1%増)へ、純利益を14億円から16億5000万円(同77.4%増)へ上方修正したことが好感されている。売上構成の変化など直近の業績動向から判断したという。また、業績予想の修正に伴い、従来7円を予定していた期末一括配当を1円増額して8円にするとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。前期実績の4円に対しては4年の増配になる予定だ。

CSP<9740>=急伸し昨年来高値を更新。同社は26日の取引終了後、集計中の18年2月期連結業績について、売上高が従来予想の522億円から537億円(前の期比8.9%増)へ、営業利益が13億2000万円から17億3000万円(同0.3%増)へ、純利益が8億5000万円から13億4000万円(同16.6%増)へ上振れ、営業減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感されている。臨時警備が想定以上に発生したことに加えて、期初には計画していなかった大口の常駐警備案件が受注できたことなどが要因。また、政策保有株式の一部を売却したことによる売却益計上も最終利益上振れに寄与したとしている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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