象印は大幅安、インバウンド需要減速で第1四半期は11%営業減益

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2018年4月3日 10時10分

象印マホービン<7965>は大幅安で3日続落。2日の取引終了後に発表した第1四半期(17年11月21日~18年2月20日)連結決算が、売上高280億4400万円(前年同期比0.4%増)、営業利益41億2700万円(同11.7%減)、純利益26億6100万円(同16.5%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。

国内マイコン炊飯ジャーはほぼ前年並みを確保したものの、その他炊飯ジャーは訪日外国人による需要の減速で販売先の在庫調整の動きなどが響き減少した。一方、海外では中国や北米での売り上げが増加したことに加え、アジア地域の通貨が円安で推移したことで海外売上高の円換算額増加が影響し増収に貢献したが、国内の炊飯ジャーを中心とする利益率低下から、利益は大幅に減少した。

なお、18年11月期通期業績予想は、売上高883億円(前期比3.4%増)、営業利益86億円(同9.9%増)、純利益59億円(同10.5%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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