<注目銘柄>=ACCESS、22年1月期営業利益30億円目指す中計に注目

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2018年4月4日 10時01分

ACCESS<4813>が本格反騰に向かい始めた。

3月15日に発表した18年1月期連結業績は、低粗利の戦略的な受託開発案件の受注が増加したことや、粗利率の低いIoTセンサーデバイスの仕入れ・販売が伸びたことなどが響き31%営業減益となったが、19年1月期は21%増益を予想している。IoTゲートウエイ製品・ソリューションの立ち上げを軸とした事業成長や、電子出版事業分野における新規顧客の獲得などが寄与し、再び増益基調へ復帰する見通しだ。

また、決算と同時に発表した中期方針で、22年1月期に売上高150億円、営業利益30億円を目指している点にも注目したい。注力分野であるIoT、電子出版、ネットワークの各分野では、4K/8Kテレビ向けや車載向けにブラウザ製品の拡大が期待できるほか、センサーやシステム受託開発を提供できるIoT関連も伸長する見通し。また、ネットワーク分野では5Gの設備投資に関連して同社の制御ソフト「OcNOS」が21年1月期前後から拡大期に入るとみられ、これも寄与する。成長期待が株価を中期的に押し上げそうだ。(温羅)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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