明日注目すべき【好決算】銘柄 コジマ、大有機、マニー (6日大引け後 発表分)

注目
2018年4月8日 11時00分

6日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

コジマ <7513>   ★今期経常を一転24%増益に上方修正

◆18年8月期上期(17年9月-18年2月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.7億円→15億円に8.8倍上方修正。高画質・高機能ニーズの高まりや新製品の発売を背景に、4Kテレビを含む映像商品やスマートフォンの販売が好調だったことが寄与。販管費の抑制も上振れに貢献した。

併せて、通期の同利益を26億円→40億円に53.8%上方修正。従来の19.1%減益予想から一転して24.5%増益見通しとなった。

大有機 <4187>   ★12-2月期(1Q)経常は19%増益で着地

◆18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比18.9%増の9.7億円に伸びて着地。電子材料や機能化学品で利益率の高い製品の販売が増加したことが寄与。化成品事業における原材料価格の上昇や設備修繕費の影響を吸収し、大幅増益を達成した。

古野電気 <6814>   ★前期経常を一転27%増益に上方修正、配当も2円増額

◆18年2月期の連結経常利益を従来予想の14億円→18.5億円に32.1%上方修正。従来の4.0%減益予想から一転して26.9%増益見通しとなった。船舶事業や産業用事業が堅調に推移する中、円安による採算改善などが利益を押し上げた。

業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の8円→10円(前の期は8円)に増額修正した。

マニー <7730>   ★上期経常は一転1%増益で上振れ着地

◆18年8月期上期(17年9月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比1.3%増の24.2億円となり、従来の7.4%減益予想から一転して増益で着地。海外大口顧客向けアイレス針の販売が好調だったほか、眼科ナイフや中国向けデンタル関連製品なども伸び、営業2ケタ増益を達成。ただ、為替差損益が悪化したことで経常利益の伸び率は1%にとどまった。

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