すららネットは大幅続伸、近大付属小が小学校としてすららネットシステムを国内初導入

すららネット<3998>は大幅続伸。この日の午前中、近畿大学附属小学校の４・５・６年生の希望者を対象とした放課後学習（近小ゼミ）で、クラウド型学習システム「すらら」を利用することについての契約を行ったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。なお、小学校でのすららネットシステムの導入は国内初となる。

今回の導入は、私立小学校として高い進路保障と柔軟な進路選択を行う上で不可欠な、個々の進路に応じた学力向上を実現するための方法としてＩＣＴを活用し、効率的な基礎学力を定着させるのが狙い。これまで放課後に実施している「近小ゼミ」では、教員がプリントを作成していたが、個々の学力差への対応が課題となっていたという。今回、「すらら」を活用することで、主要教科となる国語科や算数科の基礎学力の向上や英語の先取り学習を行うほか、すららネットが行う「アクティブラーニングイベント」や「すららカップ」の参加で「対話的かつ主体的な深い学び」に相当するような探求型の学習を実現するとしている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）