アク抜け感台頭も内需・ディフェンシブ銘柄にとどまる/後場の投資戦略

市況
2018年4月16日 12時17分

日経平均 : 21834.42 (+55.68)

TOPIX  : 1732.64 (+3.28)

[後場の投資戦略]

米英仏がシリア攻撃に踏み切り、本日は先進国の主要株式市場である東証が最初にシリア攻撃を織り込むことになったが、市場の反応はアク抜けといった格好だった。しかし、日経平均をけん引しているところをみると、ユニファミマ<8028>、リクルートHD<6098>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>といった内需・ディフェンシブ銘柄となっている。セクターでみても医薬品や水産農林、サービス、小売といったところが上昇しており、リスク回避姿勢が鮮明である。グローベックスのNYダウ先物は100ドル高程度で推移しており、週明けの米国市場の上昇が期待されるが、欧米各国の反応を見極めたいところであろう。

また、日米首脳会談を控えていることも手掛けづらくさせており、後場も狭いレンジ取引が続きそうである。また、中小型株が思いのほか弱い値動きをみせている。日経平均がこう着感の強い値動きをみせていることが神経質にさせているようである。模様眺めムードが強いなかであり、強い値動きをみせている銘柄へ、短期の値幅取り狙いの資金がより向かいやすいだろう。(村瀬智一)

《AK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.