17日の株式相場見通し=日米首脳会談を目前に買い手控え姿勢強まる

市況
2018年4月17日 8時41分

17日の東京株式市場は、手掛かり材料不足のなかで、方向感に乏しい推移となりそうだ。17~18日開催の日米首脳会談を目前にして、買い手控え姿勢が強まるのに加え、外国為替市場で円安・ドル高進行に一服感が出てきたことも懸念材料となりそうだ。17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=107円10銭台での推移となっている。

16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比212.90ドル高の2万4573.04ドルと反発した。米英仏によるシリアへの攻撃が14日未明に行われたが、今後の軍事行動は拡大しないとの観測が強まり、地政学リスクが後退したことを受け、NYダウは買い優勢の展開となった。一時、上昇幅は300ドルを超えた。アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブックが高く、キャタピラーやゴールドマン・サックスが上昇した。医療保険のユナイテッドヘルス・グループも値を上げた。半面、ゼネラル・エレクトリック、ナイキ、ウォルト・ディズニーが安い。ナスダック総合株価指数は、前週末比49.635ポイント高の7156.285と反発した。

日程面では、安倍首相が訪米し滞在中にトランプ米大統領と首脳会談(20日まで)、全国学力テストに注目。海外では、中国1~3月期のGDP、中国3月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、米3月の住宅着工・鉱工業生産・設備稼働率が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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