<動意株・17日>(大引け)=平和不、レノバ、エディアなど

材料
2018年4月17日 15時12分

平和不動産<8803>=3連騰で年初来高値を更新。同社は、東京証券取引所が入居している「東京証券取引所ビル」や「東京証券会館」など東京・兜町を中心に多くのオフィスビルを所有、大阪・北浜でも証券取引所が入居するビルを所有し、“証券取引所の大家”の別名がある。兜町再開発では昨年、2020年度の完成予定で中核となるビルの建設計画を発表しているが、市場では「もともとPBRなどに割安感があったが、再開発が本格化すれば同社株への評価向上につながる。

レノバ<9519>=大幅高で4連騰し、上場来高値を更新した。同社は太陽光発電を中心に再生可能エネルギー発電事業を手掛けるが、足もとの業績は好調、18年5月期第3四半期は営業利益段階で前年同期比18.8%増の29億9600万円と大幅な伸びを示している。今年2月にマザーズから東証1部に市場変更、機関投資家の組み入れニーズなどを反映して急速に時価総額を膨らませている。また、4月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施することで、目先権利取り狙いの買いも上げ足に弾みをつけている。

エディア<3935>=後場一段高。同社はきょう、人気ゲーム「BALDR」シリーズで初のスマートフォン/ブラウザ向けゲームとなる本格3D-RPG「BALDR ACE(バルドエース)」の事前登録を開始したと発表。これが期待材料となっているようだ。また、事前登録開始にあわせ、「BALDR ACE」のゲームPV公開と、豪華報酬や限定SSRキャラクターをプレゼントするキャンペーンをスタート。なお、ゲーム内容や配信開始時期など、その他の追加情報については事前登録受け付けサイトおよび公式サイト、公式ツイッターアカウントで随時発表するとしている。

ビーロット<3452>=大幅反発。同社はきょう午後1時に、人材関連事業やM&A関連事業を行う子会社「ビーロット・キャピタルリンク」を5月中旬にも設立すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。事業開始は6月1日を予定。人材関連事業では人材確保や育成など企業の経営課題を解決するためのサービスを展開するほか、M&A関連事業では事業承継を円滑に遂行するためのソリューション事業を手掛けるとしている。

古野電気<6814>=急反発。同社は16日取引終了後に、19年2月期通期の連結業績予想を公表した。営業利益見通しを22億円(前期比10.4%増)としていることが好感されているようだ。売上高予想は790億円(同0.1%減)。主力の舶用事業では商船市場向けで新造船需要やリプレース需要、保守サービスの取り込みを積極的に進めるほか、漁業 市場では高付加価値なシステムの導入を推進するとともに、新興国の開拓に向け販売体制を強化するという。なお、前提為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=130円としている。

ルーデン・ホールディングス<1400>=大幅高。同社はビルの総合管理のほか不動産開発を手掛け、多角化を推進することで業績回復を図っている。16日取引終了後、オーストラリアのBlockchain Globalと資本提携を前提とした業務提携契約を締結したことを発表。「仮想通貨不動産決済システムプラットフォーム」「仮想登記データ照会システム」の開発と実証実験を共同で行うことで、これによる業容拡大への期待が投資資金の流入を誘った。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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