19日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で続伸、中国アルミがストップ高

市況
2018年4月19日 16時52分

19日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比25.98ポイント(0.84%)高の3117.38ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、27.23ポイント(0.84%)高の3264.74ポイントで取引を終えている。

香港経由の資金流入が追い風。本土・香港間の「相互乗り入れ」制度を通じた香港経由の本土株取引は、18日まで13営業日連続で買い越しが続き、18日の買い越し額は73億4300万香港ドル(約1000億円)と昨年10月以来の大きさを記録した(19日も買い越し)。MSCI指数へのA株組み入れを6月に控え、海外の投資家が下値拾いに動いているとの見方が広がっている。また、18日の中国本土マーケットで、「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が大規模な買い支えを行った??などと伝えられたことも買い安心感を誘った。

業種別では、資源・素材株の上げが目立つ。中国アルミ(601600/SH)がストップ高、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.3%高、中国神華能源(601088/SH)が4.0%高、中国石油天然気(601857/SH)が1.4%高で引けた。商品市況高が支援材料。昨夜のWTI原油先物は大幅続伸し、約3年ぶりの高値を付けた。この日の上海商品取引所では、アルミや鉄筋など主要商品が軒並み買われている。消費関連株、バイオ医薬関連株、金融株、不動産株、自動車株、海運・空運株、インフラ関連株、軍需株など幅広く買われた。

外貨建てB株の相場は反発。上海B株指数が1.70ポイント(0.53%)高の322.06ポイント、深センB株指数が0.50ポイント(0.05%)高の1110.68ポイントで終了した。

【亜州IR】

《FA》

提供:フィスコ

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