宮越HDが連日のストップ高、中国不動産開発への期待で3年8カ月ぶり高値
宮越ホールディングス<6620>は連日の急騰劇。150円高の1024円と前日に続きストップ高に買われた。同社株は昨年10月下旬に急騰、993円で天井を打ち調整局面入りとなったが、2月に急動意し4ケタ大台乗せを達成した経緯がある。その後は急反落したものの「700円ライン攻防が意識されているもようで、16日に瞬間700円を割り込んだところがトレンド反転のポイントとなった」(市場関係者)との見方。時価は2014年8月以来、3年8カ月ぶりの高値圏に浮上。同社は電気事業から撤退して深セン市を中心に中国での不動産開発に注力しているが、習近平氏への権力集中が明確となるなか、現中国政権と太いパイプを持つ同社株の業容拡大への思惑が募っているもようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)