日本電産が続伸、車載向けモーターなど好調で19年3月期は営業利益13%増見込む

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2018年4月25日 9時38分

日本電産<6594>が続伸している。24日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想が、売上高1兆5750億円(前期比5.8%増)、営業利益1900億円(同13.3%増)、純利益1450億円(同10.3%増)と営業利益は連続で過去最高益を更新し、年間配当は前期比5円増の100円を予定していることが好感されている。

足もとで電動パワーステアリングなど車載向けモーターや家電向けモーターの需要が拡大していることが業績を牽引する見通し。なお、想定為替レートは1ドル=100円(18年3月期平均110.85円)、1ユーロ=125円(同129.70円)としている。

なお、18年3月期連結決算は、売上高1兆4880億9000万円(前の期比24.1%増)、営業利益1676億3700万円(同20.3%増)、純利益1314億3400万円(同18.4%増)だった。為替が円安となったことで390億円の増収、営業利益で約41億円の増益要因となったとしている。

同時に、米家電大手ワールプールから冷蔵庫の中核部品であるコンプレッサー事業を10億8000万ドル(約1170億円)で買収することや、米半導体ウエハー搬送ロボットメーカーのジェンマーク社を日本電産サンキョーの完全子会社化することをあわせて発表しており、これも好材料視されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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