新興市場銘柄ダイジェスト:テクノHRが大幅続伸、サムシングHDはストップ高

材料
2018年4月25日 15時22分

<2160> GNI 505 +3

一時525円まで上昇。完全子会社のGNI USA, Inc.が米国ニュージャージー州で最初の被験者にF351を投与し、第1相臨床試験を開始したと発表している。今回の試験の主な目的は、中国で先に実施された第1相臨床試験結果を補完するため、多様な人種においてF351の安全性および薬物動態を確認することだという。試験には48人の被験者が参加する予定で、18年後半には完了する見込み。F351は肝硬変などの予防や治療を目指して開発された化合物である。

<6629> テクノホライゾ 905 +42

大幅に3日続伸。連結子会社の中日諏訪オプト電子ファインフィットデザインカンパニーがモバイルペイメント対応のマルチ決済端末「FP-1」で、スマートフォンのQRコードを利用した中国の電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」に対応したと発表している。今回のアリペイ対応で大規模なPOSシステム改修が不要となるため、加盟店はFP-1端末だけでサービス導入を図ることができるという。

<4875> メディシノバ 1213 +23

3日ぶり反発。進行型多発性硬化症を適応とし実施されたMN-166(イブラジスト)のフェーズ2b臨床治験(SPRINT-MS/NM102)に関して、主任治験医師が米国神経学会第70回年次総会の臨床治験プレナリーセッションにおいて発表すると明らかにしている。主要評価項目である全脳萎縮で進行率が48%低下したほか、副次評価項目である大脳皮質萎縮進行の80%減少などが演題。MN-166は喘息や脳梗塞発作後の治療薬である。

<1408> サムシングHD 640 +100

ストップ高。ITbook<3742>と経営統合した新会社は、20年3月期の連結決算で8億円の営業利益を目指すと一部メディアが報道している。統合による事業拡大と間接部門のコスト削減で営業利益を倍増させるという。両社の営業利益は、サムシングが1.94億円(18年12月期予想)、ITbookが2.24億円(18年3月期予想)。ITbookも大幅に反発している。2社は共同持株会社を設立し、10月1日付で経営統合する。

<4557> 医学生物 2280 +220

急伸。19年3月期の営業利益見通しを前期比90.2%増の2.30億円と発表している。体外診断用医薬品事業への更なる経営資源の重点配分や経営の効率化、経費抑制、製品製造の合理化を推し進めるほか、中国子会社の業績がけん引する見込み。同時に発表した18年3月期は42.0%増の1.20億円で着地した。売上高は減少したものの、経費の見直し効果などが増益に貢献している。

<4287> ジャストプラ 3210 +504

ストップ高。子会社のプットメニュー(東京都大田区)とボクシーズ(東京都千代田区)がケンタッキーフライドチキンの2店舗にオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」を試験導入すると発表している。26日から新宿南口店と池袋サンシャイン店で利用できる。Putmenuはテーブルや部屋をIoT化し、スマートフォンでメニューを選び、料理ができあがると注文したスマホに知らせるシステム。

《DM》

提供:フィスコ

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