京セラは急反騰、製造原価低減と生産性向上で19年3月期は営業利益61%増を見込む

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2018年4月27日 10時00分

京セラ<6971>は急反騰し、一時前日比644円(10.4%)高の6859円まで買われている。26日取引終了後発表した19年3月期業績予想(IFRS)で、売上高1兆6500億円(前期比4.6%増)、営業利益1540億円(同61.1%増)、当期利益1340億円(同63.8%増)と大幅な増益を見込んでいることが好感されている。

引き続き情報通信、自動車関連、半導体産業市場向けに好高機能部品の需要増を見込むとともに、生産能力の拡充やM&A効果が売り上げに寄与する。また、増収効果に加え、AIやロボットの活用などによる製造原価の低減および生産性の向上により、利益が大幅に伸長する見通し。年間配当は前期の120円を継続する予定。

なお、18年3月期業績(米国基準)は、売上高1兆5770億3900万円(前の期比10.8%増)、営業利益955億7500万円(同8.6%減)、純利益817億8900万円(同21.2%減)だった。

また、同社はあわせて、将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えることを目的として、発行済株式数の1.96%相当の720万株、または400億円を上限とする自己株式取得の方針を発表した。期間は4月27日から9月20日まで。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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