合同鉄が急反騰、前期経常が上振れ着地・今期は2.3倍増益へ

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2018年4月27日 10時21分

合同製鐵 <5410> が急反騰し年初来高値を更新した。26日に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比22.2%減の21.4億円になったが、従来予想の16億円を上回って着地。続く19年3月期は前期比2.3倍の50億円に拡大する見通しとなったことが好感されたようだ。

同社は新日鉄住金系の電炉大手。前期上振れは生産・販売数量の増加やコスト削減の進展が要因となった。今期は住宅分野や建設分野など鋼材需要の堅調な推移を見込む。原料の鉄スクラップ価格や操業で不可欠な電極が高騰するなか、値上げ交渉を進め収益拡大を図る。また、操業コストダウンや輸送効率化などコスト削減を進める。

併せて、今期の年間配当は前期比15円減の65円に減配する方針としたが反応は限定的だった。

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