アイスタディ---1Qは89.6%の大幅増収。「QUMU」が順調に拡大し、収益拡大に貢献

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2018年5月10日 10時40分

アイスタディ<2345>は9日、2018年12月期第1四半期(2018年1-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比89.6%増の2.53億円、営業利益が0.07億円(前年同期は0.14億円の損失)、経常利益が0.08億円(同0.14億円の損失)、四半期純利益が0.05億円(同0.14億円の損失)と大幅な増収増益となった。

昨年新たにビジネス展開を開始し、同社が第二創業期の成長エンジンと位置付ける、ビジネス・ビデオ「QUMU」事業及びスタジオ・オクトを中心とした研修配信などのイベントサービス事業の推進を積極的に行ったことが業績面でも確実に寄与した格好だ。ストック受注残高も順調に増加しており、継続成長の基盤が強化されていると言えよう。

LMS事業は、売上高が前年同期比64.5%増の1.36億円、セグメント損失が0.00億円(前年同期は0.14億円の損失)と大幅増益、損失幅は縮小。ビジネス・ビデオ「QUMU」の新規顧客獲得などに注力し、顧客数が順調に増加するなど好調に推移した。一方、法人向け学習管理システム「iStudy LMS」については新規案件獲得に苦戦を強いられたもようだ。

研修サービス事業は、売上高が前年同期比2.3倍の1.17億円、セグメント利益が0.07億円(前年同期は0.00億円の損失)と大幅増収、黒字転換を達成した。新たにビジネスを開始したイベントサービス事業が計画を上回る形で収益拡大に貢献した。

2018年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比39.5%増の10.53億円、営業利益が同219.0%増の1.50億円、経常利益が同286.5%増の1.50億円、当期純利益が同111.3%増の0.90億円とする期初計画を据え置いている。収益拡大が加速し、売上高、営業利益は過去最高を見込んでいる。

《MW》

提供:フィスコ

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