「情報セキュリティ」関連が軒並み高、内需テーマ株の新たな物色ターゲットに<注目テーマ>

特集
2018年5月8日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 人工知能

3 ブロックチェーン

4 人材派遣

5 仮想通貨

6 カジノ関連

7 全固体電池

8 情報セキュリティ

9 半導体

10 インバウンド

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「情報セキュリティ」が8位にランキングされている。

あらゆるものをオンライン化するIoT時代が到来している。また、それと歩調を合わせるように人工知能(AI)の社会実装が進むなか、情報セキュリティに対するニーズも日増しに高まっている。最近では米フェイスブックが8700万人分の個人情報流出問題に揺れ、株価も急落するという出来事があった。また、増勢の一途をたどる仮想通貨のマイニング(採掘)でも、インターネットと接続しているパソコンやスマートフォンに遠隔地からアクセスして、その処理能力を勝手に仮想通貨の採掘に利用するという新手(あらて)のサイバー犯罪も確認されている。

最近では海外からの政府機関へのサイバー攻撃も目立っており、2017年は不正ソフトウェアによる攻撃により150カ国、30万件以上の被害が観測されている状況だ。2020年に東京五輪開催を控え、日本でも情報セキュリティの充実は喫緊の課題となっており、18年度の関連予算も約730億円と前年度比2割も上積みされた。こうした状況を背景に、株式市場でも関連銘柄への注目度が改めて高まっている。

足もと東京市場ではデジタルアーツ<2326>、セキュアヴェイル<3042>、FFRI<3692>、インテリジェント ウェイブ<4847>、ソースネクスト<4344>、ラック<3857>など情報セキュリティ関連株が軒並み動意づいており、内需テーマ株物色の新たな柱のひとつとなる可能性を漂わせている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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