TISが一時ストップ高、今期経常は8%増で4期連続最高益・20円増配へ

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2018年5月11日 9時53分

TIS <3626> が急騰し年初来高値を更新した。株価は一時ストップ高まで上昇する場面もあった。同社は10日大引け後に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比21.1%増の327億円で着地。続く19年3月期も前期比8.2%増の355億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

前期はクレジットカード系大型開発案件の寄与や、不採算案件の抑制効果などで金融ITサービスの収益が急拡大した。今期はサービスITと産業ITを中心に顧客のIT投資ニーズを取り込み、8期連続の増収増益を目指す。

併せて、今期の年間配当は前期比20円増の60円に増配する方針とした。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる120万株(金額で42億1000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

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