旭化成は後場マイナスに転じる、19年3月期4%営業減益へ

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2018年5月11日 13時30分

旭化成<3407>は後場マイナスに転じている。11日午後1時ごろに発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高2兆1550億円(前期比5.5%増)、営業利益1900億円(同4.3%減)、純利益1400億円(同17.8%減)と営業減益に転じる見通しであることが嫌気されている。

不動産部門の賃貸管理事業や分譲事業に加え、リフォーム部門が順調に推移するとみられる住宅部門や、エチレンセンター(三菱ケミカル旭化成エチレン)の定期修理の影響がなくなるケミカル部門が牽引役となり増収を見込む。ただ、ケミカル事業でアクリロニトリルや合成ゴムなどの交易条件の悪化や円高の影響で減益を見込むほか、電子部品事業で円高の影響や中国スマートフォン市場の減速の影響を見込んでおり、減益を余儀なくされる見通しだ。

なお、18年3月期決算は、売上高2兆422億1600万円(前の期比8.5%増)、営業利益1984億7500万円(同24.6%増)、純利益1702億4800万円(同48.0%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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