Pウォーターホールディングス---新中期経営計画の策定を発表

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2018年5月11日 15時36分

プレミアムウォーターホールディングス<2588>は10日、2017年5月に発表した中期経営計画を修正し、新たに2023年を最終年とする新中期経営計画を発表した。2023年3月期の業績目標として、売上高540.00億円、営業利益30.00億円、EBITDA 107.00億円を掲げている。

同社では、主要事業となる宅配水事業における収益基盤の一層の強化を図るため、顧客獲得を推し進めた結果、2018年3月期末における新規契約件数及び保有契約件数は当初の中期計画を上回る結果となった。しかし、宅配水ボトルの内製化をはじめとする製造体制の強化により一定のコスト削減効果が出ているものの、保有契約件数の拡大に伴う販売促進費等の増加、人件費の上昇等が同社グループの利益の押下げ要因となり、2018年3月期は売上高277.16億円、営業損失が11.79億円となっている。

2019年3月期以降は、これまでに積み上げた保有契約件を源泉とする継続的な収益が営業活動に伴う費用を上回り、営業利益の黒字転換を見込んでいるが、人材不足や主要運送会社の運賃値上げの動き等が継続することを利益悪化要因として見込んでいる。

同社グループは今後、外的要因による利益圧迫に対処するため、経営資源の選択と集中を推し進める。主力の宅配水サービス契約の利用継続期間の長期化に向けて営業活動からアフターサービスに至るまでの全過程の品質向上を重点項目とすることが、持続的な成長とそれを実現する適切な財務基盤の構築が可能となるとの観点から当初の中期経営計画を再検証し、今回の新中期経営計画を策定したとしている。

《MW》

提供:フィスコ

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