日経平均は大幅続伸、節目の22500円超え3ヶ月ぶり高値(訂正)/相場概況

市況
2018年5月11日 15時55分

下記のとおり修正します。

(誤)下落したのは石油・石炭製品、ゴム製品、繊維製品の3業種のみだった

(正)鉱業や石油・石炭製品など4業種が下落した

日経平均は大幅続伸。10日の米国市場では利上げ加速への警戒感が和らぎ、NYダウは196ドル高と6日続伸した。本日の日経平均は米株高を好感して76円高からスタートすると、寄り付き後も上げ幅を広げる展開となった。オプションSQ(特別清算指数)通過に加え、節目の22500円水準を明確に上抜けしたことから、先物の買い戻しやインデックスに絡んだ買いが入った。好決算銘柄を物色する動きも活発となり、日経平均は引けにかけて22769.16円(前日比271.98円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比261.30円高の22758.48円となった。終値としては2月2日以来、約3ヶ月ぶりの高値水準となる。東証1部の売買高は16億6275万株、売買代金は2兆9302億円だった。業種別では、精密機器、パルプ・紙、機械が上昇率上位だった。一方、鉱業や石油・石炭製品など4業種が下落した。

個別では、東エレク<8035>、ファナック<6954>といったハイテク株やソフトバンクG<9984>の堅調ぶりが目立ち、その他売買代金上位も任天堂<7974>、マネックスG<8698>、武田薬<4502>、三菱UFJ<8306>など全般上昇。決算発表銘柄ではKDDI<9433>、パナソニック<6752>などが買いを集め、スズキ<7269>や太陽誘電<6976>は商いを伴って急伸した。GMO<9449>も上げ目立つ。また、日ケミコン<6997>、河合楽器<7952>、イーレックス<9517>などはストップ高水準で取引を終えた。一方、トヨタ自<7203>は3日ぶりに反落。前日に決算発表した国際帝石<1605>が4%超安となり、取引時間中に決算発表したSUBARU<7270>も値を崩した。シェアハウス問題を巡る調査結果が伝わったスルガ銀<8358>は下げ目立つ。また、ぐるなび<2440>が大幅続落して東証1部下落率トップとなり、みらかHD<4544>やCOOKPAD<2193>も上位に顔を出した。

《HK》

提供:フィスコ

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