アイビーシー---第２四半期の決算を発表、売上高12.1％増、経常利益144.5％増

アイビーシー<3920>は11日、2018年9月期第2四半期（2017年10月-2018年3月）の決算を発表した。売上高が前年同期比12.1％増の7.15億円、営業利益が同91.6％増の1.61億円、経常利益が同144.5％増の1.62億円、四半期純利益が同154.0％増の1.07億円だった。

新製品「System Answer G3」新規大型案件の受注と、「System Answer G2」からの切替増加等により、業績は順調に推移しており、昨年11月に発表した第２四半期業績予想比では売上、利益共に超過達成となった。また、通期業績予想に対する進捗率では、売上高50％以上、各利益は70％以上と好調であるが、現時点で通期業績予想の修正はないという。

新製品「System Answer G3」が好調であることに加え、直近では、ブロックチェーン技術を利用したIoTデバイス向けセキュリティサービスであるkusabi（楔）のコンソーシアム設立や、パートナーライセンスの販売を開始している。また10日には子会社のiBeedが、インシュアテック（保険×テクノロジー）領域において、保険業務プラットフォーム商用化に向けてのブロックチェーン技術検証の開始を発表する等、成長分野での取り組みを積極的に行っており、これらの進捗いかんでは更なる成長も期待できる。

《MH》

提供：フィスコ