10万円以下で買える、売上＆経常最高「お宝候補」8社【2部・新興】編＜割安株特集＞

特集

2018年5月13日 16時00分

上場企業の売買単位引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興企業でも557銘柄が最低投資金額が10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、購入や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、決算発表がピークを迎えた19年3月期の売上高、経常利益ともに過去最高を見込む企業に注目した。

下表は東証2部、ジャスダック、マザーズ上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)19年3月期の売上高・経常利益とも過去最高を見込む――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」8社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額は11日現在)

なお、11日(金)に配信した「10万円以下で買える、売上＆経常最高『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資　　┌─売上高─┐　　 ┌ 経常益─┐

コード銘柄　　　　　市場　　金額　　伸び率　　今期　増益率　　今期

<5955> ヤマシナ　　　東２　　11600　　　12.4　　10000　　　4.6　　 550

<2342> トランスＧ　　東Ｍ　　46000　　　 136　　 8500　　 1686　　 250

<7315> ＩＪＴＴ　　　東２　　87700　　　 6.5　 171000　　　5.8　　9100

<6074> ＪＳＳ　　　　ＪＱ　　90800　　　 2.0　　 8898　　　3.8　　 579

<3467> アグレ都市　　東２　　92000　　　17.1　　16882　　　8.3　　 743

<2152> 幼児活動研　　ＪＱ　　93700　　　 6.2　　 7000　　　7.0　　1200

<9385> ショーエイ　　東２　　94100　　　 5.2　　17000　　　1.9　　 550