東京株式(大引け)=107円高、米株上昇トレンドに追随して3連騰

市況
2018年5月14日 15時56分

週明け14日の東京株式市場は朝安後に買い優勢の展開となり、日経平均株価は2万2900円目前まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均株価は前週末比107円38銭高の2万2865円86銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は15億1988万株、売買代金概算は2兆5931億4000万円。値上がり銘柄数は1197、対して値下がり銘柄数は813、変わらずは73銘柄だった。

きょうの東京市場は安く始まったものの、その後切り返し、リスク選好ムードのなか上昇態勢を明確にした。前週末の米国株市場ではNYダウが7日続伸するなど上値追い基調が鮮明で、リスク許容度の高まった国内外機関投資家の買いを誘導している。好調な決算発表や自社株買い・増配の発表を受け、これを素直に好感する形で買われる銘柄が多く、全体相場を押し上げる格好になった。今週16日に発表予定の1~3月のGDPの結果を見極めたいとの思惑もあり、日経平均は朝方こそやや気迷いムードがみられたが、その後は買い意欲が勝り前場後半から大引けまで一貫してジリ高歩調を続ける展開となった。業種別には不動産株の上昇が目立っている。

個別では、資生堂<4911>が売買代金トップで大幅高、武田薬品工業<4502>も買われた。三井不動産<8801>も大きく上値を伸ばした。ソニー<6758>がしっかり、ファナック<6954>、村田製作所<6981>も堅調だった。日本板硝子<5202>、エー・アンド・デイ<7745>、グローバルグループ<6189>、乾汽船<9308>がいずれもストップ高に買われた。日本電子材料<6855>、日本ケミコン<6997>が急伸、イーレックス<9517>も物色人気となった。

半面、ファーストリテイリング<9983>が売りに押されたほか、キリンホールディングス<2503>も安い。ヨータイ<5357>、淺沼組<1852>が急落、豆蔵ホールディングス<3756>が大幅安となった。ホシデン<6804>も大きく値を下げた。オープンドア<3926>、昭和電線ホールディングス<5805>が売られ、タカラトミー<7867>も下値模索となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年05月14日 16時26分

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