日本ケミコンは大幅反発、株価4000円台乗せもPERは12倍台
日本ケミコン<6997>は大幅反発。一時、前日比205円高の4045円まで買い進まれている。ただ、PERは12倍水準と、株式指標面では依然として割安水準にある。
同社は10日、19年3月期通期の連結業績予想を発表した。売上高は1400億円(前期比5.0%増)、経常利益は70億円(同58.5%増)、最終損益は55億円の黒字(前期は160億5600万円の赤字)を見込んでいる。
主力製品のアルミ電解コンデンサを、今後も市場の成長が期待される車載分野および産業機器分野へ重点的に拡販することにより、売り上げ向上につなげる。一方、積層セラミックコンデンサ、電気二重層キャパシタなどの製品については、地域別に重点拡販製品を明確化することなどにより収益性の向上を図る。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)