日経平均は続伸、円安好感も23000円回復の機運なお乏しく/後場の投資戦略

市況
2018年5月18日 12時21分

日経平均 : 22896.11 (+57.74)

TOPIX  : 1813.01 (+4.64)

[後場の投資戦略]

米長期金利の上昇につれて為替の円安基調が続いており、おおむね1ドル=105円程度を想定している輸出企業の採算改善に対する期待が相場の押し上げ要因となる。しかし、米中貿易交渉を巡りトランプ米大統領の強硬姿勢が伝わっていることもあり、本日まで行われる2度目の交渉の結果を見極めたいとする思惑も強いだろう。週末を控えたこのタイミングで節目の23000円回復を試す機運は乏しく、後場は一進一退の展開となりそうだ。

新興市場ではマザーズ指数が反落、日経ジャスダック平均が小幅高とまちまち。前日は株価の調整が続いていたマザーズ時価総額上位銘柄や直近IPO銘柄の一角に資金が向かい、マザーズ指数の上昇が目立った。底打ち、反転への期待も高まったが、本日は週末を前に目先の利益を確定する売りが優勢となっている。やはり本格的な持ち直しには外部環境の不透明感払拭や相場全体の先高感再燃が待たれるだろう。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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