東京海上が後場一段高、1250万株を上限とする自社株買いを実施へ
東京海上ホールディングス<8766>が後場一段高となっている。午後2時ごろに、上限を1250万株(発行済み株数の1.72%)、または500億円とする自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。機動的な資本政策を遂行するのが目的で、取得期間は6月1日から9月20日までとしている。
同時に発表した18年3月期連結決算は、経常収益5兆3991億1500万円(前の期比3.2%増)、経常利益3449億3900万円(同11.0%減)、純利益2841億8300万円(同3.8%増)だった。国内損害保険、国内生命保険、海外保険ともに経常収益は増加したが、北米ハリケーンや台風21号など国内外において自然災害にかかる発生保険金が増加した。
なお、19年3月期業績予想は、国内外における自然災害にかかる発生保険金を平年並みに減少すると想定し、経常利益4500億円(前期比30.5%増)、純利益3200億円(同12.6%増)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)