豪ドル週間見通し:底堅い展開か、貿易戦争回避への期待感も下支え

通貨
2018年5月19日 14時51分

■強含み、原油高による資源価格の先高観が下支え

先週の豪ドル・円は強含み。中東の地政学的リスクへの懸念から原油高が進んだことで、資源価格の先高観が豪ドルの下支えとなった。4月雇用統計では、失業率は上昇したが、正規雇用が大幅に増加したことが好感された。一方、米国の長期金利の一段の上昇を受けてドル・円が110円台後半まで上昇し、円安が進行したことが豪ドル・円にも波及した。取引レンジ:82円18銭-83円43銭。

■底堅い展開か、貿易戦争回避への期待感も下支え

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。米国がイラン核合意から離脱し、在イスラエル大使館をエルサレムに移転したことにより、中東の地政学的リスク懸念からの原油高、資源価格の先高観が続くとみられ、豪ドルは売りづらい。また、2回目の米中貿易交渉を受けた貿易戦争回避への期待感も下支えになる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・23日:ロウ豪準備銀行総裁が講演

予想レンジ:82円00銭-85円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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