マザーズ先物見通し:利益確定売り先行も中小型株物色の流れが支え

市況
2018年5月21日 8時56分

本日のマザーズ先物は、直近の戻りに対する反動からやや利益確定売りが先行して始まりそうだ。前週末は為替の円安進行による相場全体の好地合いを背景に、マザーズ先物は1150pt台を回復して取引を終えた。ただ、個別銘柄ではミクシィ<2121>やSOSEI<4565>などの時価総額上位の一角が戻りの鈍い展開となっており、マザーズ先物にも影響を及ぼす可能性がある。また、注目を集めた米中通商交渉では貿易摩擦への火種が残る結果となり、東京市場全般が先行き警戒ムードを強めるなら、マザーズ先物も積極的な買いが手控えられそうだ。反面、前週末のマザーズ指数は利益確定売りに押されたのち、引けにかけてプラスに切り返す格好となった。個人投資家を中心に中小型株への物色意欲は根強いことが窺え、マザーズ先物にとっても下支え要因となるだろう。本日の上値メドは1155.0pt、下値メドは1135.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

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