東京株式(前引け)=2万3000円台回復、米中貿易摩擦への懸念後退で円安も追い風

市況
2018年5月21日 11時47分

21日前引けの日経平均株価は前週末比112円18銭高の2万3042円54銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億7117万株、売買代金概算は1兆183億9000万円。値上がり銘柄数は1112、対して値下がり銘柄数は862、変わらずは105銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、寄り付きは強弱感が拮抗しもみ合いで始まったが、その後は次第に買い優勢の流れが鮮明となった。外国為替市場で1ドル=111円台に入るなどドル買い・円売りが進み、これが輸出株の一角にポジティブに働いた。米中貿易摩擦の問題も中国が対米輸入の拡大で合意するなど、懸念が和らいでおり全般リスクオン相場を後押しした。業種別には値がさの機械株などが買われ全体相場の上昇に寄与した。日経平均株価は前引け時点で2月2日以来となる2万3000円大台を回復している。

個別ではトヨタ自動車<7203>がしっかり。東海カーボン<5301>が物色人気となり、ファナック<6954>が堅調、SMC<6273>なども大きく買われた。ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、花王<4452>も高い。日本トムソン<6480>が大幅高、日本化学工業<4092>も値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が下落、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>も安い。TYK<5363>、東邦チタニウム<5727>が大幅安、SOMPOホールディングス<8630>も大きく値を下げた。IBJ<6071>、ペッパーフードサービス<3053>なども売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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