サイバーセキュリティー関連が軒並み高、個人情報保護へのニーズ高まる
ラック<3857>、セキュアヴェイル<3042>、デジタルアーツ<2326>、トレンドマイクロ<4704>、インテリジェント ウェイブ<4847>、ソースネクスト<4344>などサイバーセキュリティー関連が総花的に上昇している。
米情報セキュリティー企業のファイア・アイが前週17日に、日本人の個人情報を集めたとみられる2億件以上のデータが「ダークウェブ」上で販売されていると発表、これが波紋を呼んでいる。いまやサイバー攻撃に対する防御は国境を越えた喫緊の課題となっている。一方、2015年5月に日本年金機構がサイバー攻撃により約125万件の個人情報を流出させてしまった事件については、20日に、不正指令電磁的記録供用(ウイルス供用)罪の時効を迎えた。年金機構の初動対応遅れなどが指摘された事件であり、こうしたことを背景にサイバーセキュリティー関連銘柄への注目度もにわかに高まる方向となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)