【今週読まれた記事】中小型株ステージの“兆し”に注目

特集

2018年5月26日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月19日から25日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

前週まで8週連続上昇を記録した日経平均株価ですが、週明け早々にフシ目の2万3000円台乗せを果たした後、2日間で500円以上の急落となりました。一旦の調整は想定内といえますが、相場のトレンドがどちらに向かっているのかは気になるところではないでしょうか。大人気連載「【植木靖男の相場展望】 ─ 日本株の見直し進むか」で植木氏は、「意外に2万3000円は大きな上値抵抗線といえよう」としながらも、「一時的調整はあっても先高観は不変である。先進国の中で最も早く1月高値に王手をかけるのは日本株かもしれない」と強く上昇トレンドの継続を予想しています。一方、毎朝寄り付き前に配信の人気連載「伊藤智洋が読む『日経平均株価・短期シナリオ』」24日の記事で伊藤氏は「21日の高値2万3050円が戻り高値になって、すでに勢いの強い下げの流れへ入っている可能性」を指摘しています。

その他、第一線の市場関係者に相場展望を聞く相場観特集では、2人の識者に話を聞いています。特に雨宮京子氏の記事は今週ランキングトップ10入りする人気記事となりました。また、チャート分析から相場を読み解く「富田隆弥の【CHART CLUB】」も多くの方に読まれました。これらの記事も今後の予想の参考になさってはいかがでしょうか。

雨宮京子氏【ついに2万3000円の壁突破、夏相場はこうなる】(1) ＜相場観特集＞

檜和田浩昭氏【ついに2万3000円の壁突破、夏相場はこうなる】(2) ＜相場観特集＞

富田隆弥の【CHART CLUB】「高値を付けやすい時期」

大型株が中心の日経平均が調整している現在、期待されるのが中小型株への資金のシフトです。今週のランキングトップを獲った大人気連載「中村潤一の相場スクランブル『夏高メガトレンド　“超買い場”の10銘柄』」で中村編集長は、「見逃してならないのは中小型株の動向」として、出遅れている中小型株がここから活況となる可能性に触れた上で、投資テーマごとに注目銘柄を挙げています。また、次点となった「【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ 近づく中小型株“6月高”の足音」の中で北浜氏は、日経ジャスダック平均が「いわゆる下値切り上げ型になっている点」に注目。スピードは緩やかながら浮上に転じると指摘しています。いよいよ中小型株ステージが開幕することが期待できるのではないでしょうか。

中小型株・新興市場への注目の高まりはランキングにも顕著に現れています。「ブロックチェーン」を扱った2記事が共にトップ10に入るなど、先端技術テーマの人気が高まっているほか、人気フリマアプリを運営するメルカリ <4385> の東証マザーズへの上場発表も非常に大きな話題となりました。メルカリに関連した特集「眠る"お宝"に成長余地、7.6兆円市場で輝く『リユース』関連株＜株探トップ特集＞」も大人気となりました。

投資テーマを特集した記事は以下の記事が人気となっています。

“ブロックチェーンゲーム”離陸前夜、「仮想通貨」が業界地図を変える＜株探トップ特集＞

有望市場「スマートホーム」、暮らしを豊かに変えるのは＜株探トップ特集＞

「iPS細胞」関連は本格利用の新段階を迎え、ランキング急上昇＜注目テーマ＞

「RPA」への関心続く、7月には国内最大規模のイベント開催へ＜注目テーマ＞

ブロックチェーン関連の記事では、先週配信した「材料株夏の陣！燃え上がる株高トレンド『究極の10選』＜株探トップ特集＞」もランキング入りしており、人気の高さが窺えます。

人気定番記事の「成長株特集」は、19年3月期の業績予想で「増収増益」「最高益」など株価上昇が期待できる銘柄をリストアップし、多くの方に読まれました。

高成長企業を探る！ 19年3月期【増収増益】リスト＜成長株特集＞ 5月15日版

19年3月期【最高益】銘柄リスト〔第2弾〕 37社選出＜成長株特集＞

絶好調の19年3月期【連続最高益】リスト〔第1弾〕 34社選出＜成長株特集＞

こちらも大人気定番記事、「割安株特集」も全記事がランクインしています。

5万円以下で買える、高利回り＆低PBR「お宝候補」21社選出【東証1部】編＜割安株特集＞